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2018.07.03
1230号 「やっぱり!トラさん」(7月2日)でのコメント
FM「おかやま」の標記番組で、大要次のようにコメントしました。
① 今国会で2度目の党首討論が開かれたことは結構だが、前回は1年半の間隔だったのに今回は28日間、いかにもノンルール。今回実施したのは国民民主党の共同代表披露のためという説もある。党首討論を長く続け、国会のメイン・イベントにするつもりなら、与野党で真剣にルール化を検討すべき。この制度は英国議会における「Q.T.(クエスチョンタイム)」をモデルとして、平成11年に国会審議活性化法が成立、初回が11月10日に小渕首相と野党党首(鳩山、不破、土井の各氏)で行われた。当初は月1回程度だったが、次第に回数が減少、昨年は0回、今年は2回。英国は各週実施で内容も充実、わが国とは似て非なるものだ。
② 党首討論はわが国では、不定期かつ1回の時間も45分で実施して来た。持時間を会派の議員数に応じて配分するので、わが党など今回は5分(前回は6分)、まともな議論は到底できない。今回も与野党から「党首討論は歴史的使命を終わった」との意見が出たが、最初から何の使命も果たしていないではないか。単なる国会ごとのセレモニー、ないし政治ショーにとどまっている。
③ 私の質疑は、まず党首討論のあり方について触れた後、自民党が突如提案した参院選挙制度改革案を中心とした。来年の通常選挙を念頭に各会派で改革協をつくり検討を続けたが結論が出ない。そこに突如、自民党が6増案を出して来た。これまで増員をせずに格差3倍未満実現に苦労して来ただけに各会派は一斉に反撥、私は自民党の驕りだと批判した。身を切る改革を最大の政策とするわが党には、増員は絶対に認められない。対案を出すかどうかこれから十分に検討する。
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