片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2018.01.16

1193号 「やっぱり!トラさん」(1月15日)でのコメント

 「FMおかやま」の標記番組で、大要次のとおりコメントしました。

 ① 文・韓国大統領は年頭の記者会見で、慰安婦に係る日韓両政府合意を受け入れることは困難と不満を述べ、「公式な合意であることは否定しないが、間違った結び目はほどかなければならない」としつつも、破棄や再交渉はしないことも強調した。一方で、日韓関係全般では「日本とは心の通じる本当の友人となることを望んでいる」と呼びかけ、歴史問題と安全保障、経済などでの問題での協力を分離するいわゆる「2トラック」外交の継続を表明したが、うまく問屋が卸すかどうか。

 ② 慰安婦問題はこれまで韓国側から再三にわたって一方的に蒸し返されたことから、先の合意でとくに「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した日本政府としては当然、韓国側の要請は全面拒否する方針だ。さらに国会日程もあり、安倍首相の平昌五輪の開会式出席も見送られる模様だ。日本が拠出した10億円は、文大統領は「日本、元慰安婦の被害者、市民団体が同意し、問題解決に使えるなら望ましい」としたが、どうなるか予断は許さない。

 ③ 文大統領は、南北対話について「平昌冬季五輪を南北関係改善と朝鮮半島の平和の転機としなければならない」としつつも、「北朝鮮の非核化は譲歩しない、韓国の独自の制裁を緩和する考えは今はない」とも述べている。北朝鮮はこれに不快感を示しているが、米韓合同軍事演習延期には評価を表明した。米国は南北対話は静観する姿勢、平昌五輪にはペンス副大統領をトップとする代表団を派遣する。ペンス氏は南北対話は「五輪に限ったものだ」と指摘、米朝直接対話開始の条件として核・ミサイル実験の凍結を要求する方針は維持することを強調している。

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