片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.10.24

1172号 「やっぱり!トラさん」(10月23日)でのコメント

 「FMおかやま」の標記の番組で、次のようにコメントしました。

 ① 22日投開票の衆院総選挙の結果は、自民党単独で過半数を大きく超え、与党では23310議席を上回る圧勝となった。野党内で躍進は立憲民主党、民進党内の「希望の党」に行かなかった人々による新党で、現有勢力を3倍増とし野党第一党となった。その他の党はいずれも議席減少、与党ながら公明党は△5、共産党は△9、わが党は△3となった。野党が分断のなか立憲民主党は自民党と対決する受皿というわかり易い役回りを演じ、そのうえ小池氏の踏み絵により「排除」された人達という同情が、「ふわっとした民意」を引寄せての結果だと言われている。

 ② わが党については、いまだベンチャー政党であると私は思っているが、今回は既成政党視された。さらに「身を切る改革」や「地方分権改革」などのわが党のかねてからの政策が他党でも採入れられ、わが党のオリジナリティを希薄にし全体として埋没感が強まったような気がした中での結果だ。

 ③ わが党は「保守中道」、「改革する保守」を常日頃標榜しているし、政権に対しても是々非々の立場、かつ提案型で審議には協力、修正協議にも応じて来た。あるべき国会運営からすれば優等生だと自負しているものの、政権の補完勢力と批判され続けた。しかし、対立対決だけで国会は機能しない、今後ともわが党は是々非々路線を政権とすべての党に貫き、そのうえで切磋琢磨に励むつもりだ。

 ④ 自公大勝で一強の安倍政権はなお継続することになる。来年の自民党総裁選での安倍3選がいよいよ現実のものとなった。長期安定政権となる中で安倍首相は憲法改正とグローバルな安全保障構想を自らの大きな柱とするのではないか。

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