片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.10.10

1170号 総選挙の街頭演説で

 いよいよ選挙戦の本番です。私は街頭その他で、次のように演説をしています。

 ① 小池氏の登場で、野党第一党の民進党がなくなり、「希望の党」と「立憲民主党」が誕生した。野党勢力は分断されたものの、3極対決の構図となり国民の目からは分かり易くなったという意見も多い。わが党は中道、改革をする保守で、大阪維新で成功した「身を切る改革・徹底行革」を全国的に展開し、真の「統治機構改革・地方分権改革」を実現することをめざす姿勢と政策はいささかのゆるぎもない。

 ② 「希望の党」とわが党は立ち位置、政策等は近い。地方から国を変えようという発想も同じだ。したがって、この選挙で出来る範囲で連携し、配慮し合うことは自然なので、それが東京と大阪の小選挙区の棲み分けとなった。それ以外では切磋琢磨し合うことになる。立党して5年のわが党と違い「希望の党」はできたばかり、今後の動向を十分見させて頂いてのこととなるのではないか。

 ③ 国会においてわが党は、政府・与党に対して是々非々の立場に立ち、良いことには賛成、悪いことには反対、反対の場合には建設的な対案を出し、審議拒否はせず修正協議に応じ、与野党の合意形成を図ることに努力している唯一の党だと自負している。国会をいつまでも与野党の不毛の対立の場としてはいけない。また、国会議員の「身を切る改革」を議員立法で行えるよう最大限の努力をしたい。

 ④ 「教育の無償化」政策が、今回の選挙で各党に一斉に採り上げられ一種の流行となったことはご同慶の至りだ。わが党は、憲法にその根拠を置くこと、それに要する膨大な財源は消費税増税の使途変更や国債増発によらず、「身を切る改革」によって主力を捻出することを主張している点が他党と大きく異なっている。

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