片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.09.26

1168号 「ズバリ!トラさん」(9月26日)でのコメント

 「FMくらしき」の標記の番組に出演、私のコメントは大要次のとおりです。

 ① 安倍首相は25日夕記者会見をし、28日に召集される臨時国会の冒頭に衆院を解散する考えを表明、消費税を10%に引上げる際の増収分を教育の無償化などに使途変更することと北朝鮮問題への対応について、国民の信を問いたいと説明し、この解散は「国難突破解散」だとアピールした。衆院選は「1010日公示、22日投開票」の日程で行われる見通しだ。衆院の定数は今回から10減となり、小選挙区289、比例代表176の計465議席で争われる。与野党で解散の大義について論争があるが、これまでの長い期間憲法7条解散を是として来た以上、実質的には首相の専権事項とすることもやむを得ないのでないか。

 ② 同じ25日午後、小池都知事も記者会見し、新しい国政政党「希望の党」を結成し、党代表に就任すると表明した。保守改革政党をめざし、次期衆院選で全国に候補者を擁立する考えも示した。また同日総務省に党の設立届を提出し、受理された。これで小池氏は都知事のまま国政に関与し、地域政党「都民ファーストの会」は存続させるとのことだが、公明党はこれに強く反撥している。

 ③ 国連総会でのトランプ大統領の演説は、いたく北朝鮮を刺激したようだ。演説で「北朝鮮を完全に破壊する以外の選択肢がなくなる」「ロケットマンは自身とその体制の自滅に向けた道を突き進んでいる」等々で、横田めぐみさんの拉致にも言及した。北朝鮮はこれに過剰に反応、以降威嚇的発言を連発し、太平洋上での過去最大級の水爆実験を行うことまでも示唆した。安倍首相も同じ国連総会で演説し、今必要なのは「対話」でなく「圧力」だけだと主張、トランプ大統領と協調した。

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