片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.08.23

1164号 「ズバリ!トラさん」(8月22日)でのコメント

 「FMくらしき」の標記番組で、大要次のようにコメントしました。

 ① 北朝鮮の米領グアムへの弾道ミサイル発射計画は、ひとまず中止され、先送りされた。しかし北朝鮮が反撥する米韓合同軍事演習は始まり31日まで続くことから、その間事態が動く可能性も皆無ではない。とにかく北朝鮮には迂遠としても、これからも「圧力と対話」を積み重ねて行くより方途はない、それに中国を巻込み本気にさせることが肝要だ。北朝鮮は、体制存続のために核開発を手放すことはあるまいが、どこまで抑え込めるかが勝負だ。ミサイルが上空を通過すると名指しされた島根、広島、高知3県に愛媛県を加えて、政府はPAC3を配備した。

 ② トランプ政権で「影の大統領」とまで言われたバノン氏が解任された。本人の申出によるとも言われるが、真相は不明だ。トランプ政権としては、これで政権内部の対立、混乱の解消が図られる効果を期待している。それにしても、政権中枢の大統領最側近の辞任、解任が相次ぐことに驚く。政権の高官人事全体が仲々進まない上に、さらに側近人事がこう揺らいでは政権の方向性が決まらないのはやむを得ないが、簡単に側近を切り捨てるのもトランプ流か。

 ③ スペイン・バルセロナで17日テロ事件が発生した。繁華街のラス・ランブラス通りに一台のワゴン車が突っ込み、歩行者を連続してはねた。死亡者15人、130人以上が負傷、死傷者は34か国に及ぶ。18日にはバルセロナ近郊でも事件があった。犯人はIS関係者でモロッコ系の若者とされる。ヨーロッパではこの一年程の間に車を使った無差別攻撃が相次ぎ、ニース、ベルリン、ロンドン、ストックホルム等で合計100人以上が死亡した。日本もいつまでも対岸の火事ではない。

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