片山とらのすけ

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2017.07.26

1159号　「ズバリ！トラさん」（7月25日）でのコメント

　「FMくらしき」の標記の番組で、大要次のようにコメントしました。

　①　閉会中審査として、衆参・予算委の集中審議5時間コースが加計問題を中心に24日と25日に行われた。参考人も前川前文科次官、加戸前愛媛県知事らの他に和泉総理補佐官、八田諮問会議WG座長らも加わり、「加計ありき」だったかどうかに熱い論議が交わされた。しかし総括すれば、今迄の水掛け論の繰返しにとどまった。今回明らかにされた主な点は、安倍首相がこの問題で誰にも何らの指示も出していないこと、首相が加計学園の国家戦略特区申請を知ったのは本年1月20日の特区諮問会議であることの2点だ。わが党は全面的な規制改革を政策の大きな柱としている、したがって今後とも学部新設規制の全廃を強く主張して行きたい。

　②　安倍内閣の支持率が続落し止まらない。最新の数字は日経新聞が39％、毎日新聞が26％だ。4年半にわたり悪くても45％～50％台をキープした安倍政権が調査の度に下落し、23日の仙台市長選では予想通り野党系に敗北した。票差は16.5万票対14.9万票だが、別に民進系が6.2万票を獲得、それを含めればかなりな票差だ。反転攻勢のキッカケは何か、内閣改造で果たしてうまく行くか予断を許さない。

　③　東京オリンピック・パラリンピックまで、後3年となった。もう3年なのか、まだ3年なのか。小池知事の誕生で、全体の進行がかなり遅れた感はある。オリパラの諸経費は1兆3850億円と試算、負担は都と組織委が6000億円ずつ、国が1500億円、都以外の会場の350億円などは未定だ。ネックは色々あるが会期は7.24から8.9までの17日間なのでまず酷暑対策、また最大の懸案は「輸送計画」とされるが環2道路はどうなるのか、地下鉄整備は。さらに、すべての人手不足対策は如何に。

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