片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.07.05

1155号 「やっぱり!トラさん」(7月3日)でのコメント

 「FMおかやま」の標記の番組で、大要次の通りコメントしました。

 ① 東京都議選の投開票が2日行われた。定数127人に対して259人が立候補し、投票率は前回より少し高い51.28%。結果は、予想通り小池支持勢力が圧勝、知事が代表の都民ファーストの会は追加公認の6人を含め55人が当選、23人全員当選の公明党などの小池系が全体で79人、過半数を大きく上回った。一方、自民党は23人で最少記録の38人を大きく下回り、歴史的な惨敗となった。共産党は19人で+2人、民進党は5人で-2人、わが党は現職1人をキープ。地方選挙と言いながら、今回はとくに国政の影響をモロに受け、またモロに返した選挙だった。都政のあり方や豊洲移転、オリパラ等の政策論争が乏しかったのはまことに遺憾。

 ② 都議選の最中に、政府・与党から失言・暴言が飛び出し混乱を極めた。稲田防衛相の「防衛省、自衛隊からもお願いしたい」発言は野党とメディアの集中攻撃を受けたけれども、やむを得ない。二階自民党幹事長や麻生副総理のマスコミに対する挑戦的な発言にも強い反発があった。これらの発言は直ぐに撤回されたり、否定されたりしたものの、結果として自民党のイメージは大きくダウンした。

 ③ イラクにおけるIS最大の拠点だったモスルがイラク軍によって奪還された。ISの建国宣言が行われたシンボリックな所だけにISの退潮を大きく印象付けた。これにより弱体化したISの主力はシリアに移り、その他もアフリカ、東南アジアへ散ったとされている。先だってフィリピンのミンダナオ島で起こったテロは「IS東アジア」と名乗っているが、今後とも「イラク帰り」「シリア帰り」が主導するテロをどのように抑えるかが重要な課題となろう。

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