片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.04.26

1135号 「ズバリ!トラさん」(4月25日)でのコメント

 「FMくらしき」の標記の番組で、大要次のようなコメントをしました。

 ① 25日は、朝鮮人民軍創建記念日の85周年の節目だ。北朝鮮が米国の圧力には屈しないという立場を誇示するため、25日に6回目の核実験やさらなる弾道ミサイルの発射を強行する可能性が取沙汰されたが、結局はなかった。一方、朝鮮半島周辺に向けて航行している米海軍の原子力空母「カールビンソン」と海上自衛隊の護衛艦2隻がフィリピン沖の太平洋で合流し23日から共同訓練を開始した。これは北朝鮮の挑発行動の抑止と中国への牽制の狙いがある。この間、日米、米中の電話首脳会談があった。25日は無事済んでも、いつ何が起こるか予断は許さない。

 ② 天皇退位特例法案については、政府は近々にその骨子を各党各会派に提示する模様だ。そこでの協議を踏まえ、大型連休後の5月に法案を閣議決定(519日目標)し、国会に提出する方針なので520日以降となる。特例法案で「天皇の退位」とするか「天皇陛下の退位」とするかが論議されているのは、「陛下」を加えることで、今の陛下一代限りであることを印象づけたい政府の狙いがある。退位後の両陛下の呼称は、「上皇」及び「上皇后」にするとのことだ。

 ③ フランス大統領選挙は23日投票が行われ、中道で無所属のマクロン前経済相と極右政党・国民戦線のルペン党首の2人が57日行われる決選投票に進むことになった。マクロン氏は親EU、ルペン氏は反EUだ。イギリスのメイ首相は68日に早期総選挙(予定よりも3年早い)を実施する方針を表明し、下院で承認された。メイ氏の思惑はEU離脱交渉を有利にする国内体制を整えておこうとする点にある。さて、いずれもどうなるか。

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