片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.03.29

1128号 「ズバリ!トラさん」(3月28日)でのコメント

 「FMくらしき」の標記番組に出演、コメントは大要次のとおりです。

 ① 森友学園問題で籠池氏の証人喚問に対し、自民党は偽証の告発を検討中だが、さて与野党の足並みが揃うか。私のこれまでの経験から、国会で証人喚問をして真相が解明されたことは余りない。一種の政治ショーにとどまる。この問題の今後は、違法については司直に、不当については会計検査院や行政監視委等に任せた方が実際的ではないか。「忖度」は悪くないとしても違法不当につながれば問題となる。

 ② 森友学園問題で大荒れの国会で、27日に来年度予算案及び関連法案が可決成立した。早目の年度内成立、これで通常国会前半の最大の目標が達成されたことになる。予算は過去最大の規模で、補正を含めると優に100兆円を超えるものの、税収見通しは甘く内容も緩くて締まりがなく財政再建の意欲も見られないので、わが党は反対した。後半国会は、重要法案、具体的にはテロ等準備法案、天皇譲位特例法案、衆院選挙区改正法案、働き方改革関連法案、ACSA等の成否が焦点となる。

 ③ 豊洲移転問題では、安全なのに何故移転しないでムダなカネをかけるのかという議論が強くなって来た。小池知事は築地と豊洲以外の選択はないとしつつ豊洲は「法的には安全だが、消費者の安心を得られるか」との意見だが、次第に押されている。都議選の争点にしたいとの従来の認識もトーンダウンしているようだ。

 ④ 本年の地価公示が21日に発表された。全国平均(全用途)で前年比+0.4%、前年+0.1%だったので2年続けての上昇だ。住宅地は+0.022%9年ぶりの上昇、商業地は+1.4%、前年は+0.9%だった。三大都市圏は堅調で地方中核都市圏も上昇、地方圏は25年連続の下落だが、マイナス幅は7年連続して縮小している。

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