片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.03.21

1126号 「やっぱり!トラさん」(3月20日)でのコメント

 「FMおかやま」の標記の番組に出演、大要次のようにコメントしました。

 ① 森友学園・国有地払下げ問題は、23日(木)に籠池理事長を衆参の予算委に証人喚問することになった。先日参院予算委が現地を視察した際、安倍首相が100万円を学園に寄附したとの発言が飛び出し、自民党が態度を改めたからだ。野党4党は、安倍首相夫妻が森友学園に係わっていることが国有地の価格決定、ゴミ除去費の算定・減額、早期の処理等に忖度を生んだことを主張しているが、それにさらに要因が加わったことになる。しかし、これまでの森友学園側の言動には疑義が多く信用度は低い、しかし、首相側の対応にも「脇が甘過ぎる」との評が増えている。

 ② 一方来年度予算案そのものの審議の方は、順調に日程を消化している。野党は審議時間の相当部分を森友学園問題に割いているけれども、このままで行くと自然成立をする直前の27日に成立するのではないか。北朝鮮がまた核燃料実験を行い、国際社会が緊張に包まれているときにお隣りの日本の国会がこのような状況でよいのか、もっとやるべきことがあるのでないか、という意見をよく聞く。

 ③ 政府は南スーダンに派遣したPKO部隊を5月末で撤収することを決定した。治安悪化のためではなく道路整備などPKOの所定の任務が終了したからで、昨年9月からNSC(国家安全保障会議)で検討していたが、その結論が出たからだという。安保法制で自衛隊の任務に加わった「駆けつけ警護」の是非が問題にならずに済むようだ。一方、南スーダンの情勢などを記録した日報が防衛省の内部で誰かの指示で隠蔽されたことが大きく採り上げられ、特別監察が行われることとなった。改めて防衛省内のガバナンスや防衛大臣の掌握力が問われている。

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