片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2017.03.15

1125号 「ズバリ!トラさん」(3月14日)でのコメント

 「FMくらしき」の標記の番組に出演、私のコメントは大要、次のとおりです。

 ① 韓国・朴大統領が失職となった。憲法裁判所の裁判官8人が全員、大統領の地位と権限を乱用し国民の信任と憲政秩序に背いた、として罷免が妥当と判断、弾劾成立は韓国憲政史上初だ。これにより、60日以内(519日まで)に大統領選が行われる。有力候補は最大野党の文在寅(ムン・ジェイン)氏だが、保守層の支持がある大統領代行の黄教安(ファン・ギョアン)氏は出馬が困難と見られている。

 ② 米韓合同演習に抗議して北朝鮮が弾道ミサイル4発を発射、その精度が着実に上がっていることを世界に印象付けた。ティラーソン米国務長官は直ちに日中韓3か国を訪問、北朝鮮対策につき協議をする。安倍首相も今回の発射を新たなる段階の脅威と発言、与野党ではサードの配備や敵基地攻撃能力の保持が議論され始めた。

 ③ 森友学園問題は、小学校認可申請取り下げ、籠池理事長退任で一応の幕引き風なものの、入学予定者への対応を始め、国有地の買い戻し、更地への原状回復、違約金の支払、国庫補助金等の返還(違法の告発もありそうだ)、会計検査等難題が残っている。原状回復を学園側が拒否したら訴訟になり決着は長引きそうだ。野党は、国会で土地買収の経緯や汚染除去費用負担等を引続き追究する構えだ。

 ④ 311日に東京都議会・100条委員会の初会合があり、卸売市場の豊洲移転問題につき東京ガス、都の関係者等の証人喚問が行われた。またそれに先立つ33日に石原元都知事の記者会見があったが、新たな事実の提示はなく自己弁護的な説明が多く、内外に失望を与えた。この問題はメディアの扱いもあって政局マター化し、豊洲移転の本当の経緯や是非論が忘れられているようなのは残念だ。

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