片山とらのすけ
メールマガジン
2017.03.07
1123号 「やっぱり！トラさん」（3月6日）でのコメント
「FMおかやま」の標記の番組に出演、その際のコメントは次のとおりです。
① 旧聞になるが、日米首脳会談は大成功で、日米同盟強化を世界に印象づけた。私は予算委の質問で、安倍首相とトランプ大統領は大変にウマが合うようだが、どうしてなのか。またトランプ氏は個性豊かで型破りの人物と思うが、人の言うことを聞く人か、自らに誤りがあれば直せる人か、率直で面白い感じを持つがそういう人かと安倍首相に糾した。首相からは当たり障りのない無難な答弁が返って来た。大統領が誰であれ、日米同盟は日本の生きる道、同盟の絆をさらに強めつつ、日米主軸で世界をリードして行く覚悟は必要だろう。
② 米国では、トランプ大統領が来年度国防費を10％増額することを表明（増額分は約6兆円で総額は68兆円に上る）、はっきりと「力による平和」を指向した。一方中国は現在全人代が開催されているが、李克強首相は国防費を7％伸ばし総額を16.5兆円にすると報告。ただし、これまで同様内訳は示さず実額は額面よりずっと多いというのが定説だ。米国予算は国防費を伸ばし、インフラ投資に約1兆ドルを充て大幅減税を行うものの、社会保障費は減額せずとのこと、今後米国の財政赤字の拡大は確実で、世界的に諸々の影響が出そうだ。
③ 森友学園への国有地売却問題は、誰が見ても不自然で不透明だ。法令には違反せず、手続は間違えていないと言われても、仲々腑に落ちない。結果として価格を始め学園側の思惑通りに動いて来た感がある。となると、必要な範囲に限って国会への参考人招致や会計検査院の検査はせざるを得ないのではないか。問題噴出の小学校の開校の是非も次第に議論し始められた。
