片山とらのすけ

おおさか維新の会

メールマガジン

一覧はこちら

2017.01.11

1109号 「やっぱり!トラさん」(1月9日)でのコメント

 「FMおかやま」の標記の番組に出演、そのコメントの大要は次のとおりです。

 ① 私が新成人になったのは昭和30年代の初め、東京で大学生だった。成人式があるのかどうかも知らず、友人とささやかな祝杯を挙げたことは憶えている。何となく偉くなったような晴れがましい気分だったが、日常は何も変わらなかった。今の新成人は子どもっぽく見えるが、明るくて華やかでよい、恵まれ過ぎているような気がするけれども。その後、私は公務員試験を受けて、お役人になった。

 ② 今年の最大のポイントは、トランプ米国大統領が120日に就任し、本格始動に入り何をするかだ。就任前からツイッターで世界中を振り回して来たが、ツイッターに誤解や事実誤認もあるようで(トヨタ自動車の例など)、余りよいことではない。しかし、トランプ経済政策への期待から米国の景気が良くなり、ドルも株も上昇トランプ・バブルという状況だ。日本も円安株高となり、景気はなだらかに回復しているとされる。台湾問題などで米中関係は緊張が高まる一方、米ロ関係はサイバー問題があっても緊張緩和の方向だ。今年の国際情勢は予断を許さない。

 ③ 英国のEU離脱の本格交渉は3月から始まるが、難航が予想される。今年のEUは、オランダの総選挙、フランスの大統領選挙、ドイツの総選挙と続く。この中でフランスは誰が大統領になるのか、極右の国民戦線・ルペン氏の可能性もある、もしそうなればEU離脱も起こりうる。ドイツとともにEUのチャーター・メンバーのフランスが離脱となればEUは崩壊するのでないか。また、英国では、EU離脱に議会の承認が必要とのロンドン高等法院の判決が出、上訴される最高裁で審理が始まる模様。議会では離脱反対が多数なので総選挙の可能性も出て来た。

ページトップへ