片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2016.10.11

1085号 「ズバリ!トラさん」(10月11日)でのコメント

 「FMくらしき」の標記番組での私のコメントは、大要次のとおりです。

 ① 平成28年度第2次補正予算が1011日夕に成立した。衆参ともにほぼ想定された通りの審議だったが、わが党は是々非々の立場から今回は賛成した。この予算は事業規模28.1兆円の経済対策第1弾として、港湾改修などインフラ整備や東日本大震災、熊本地震の復興、台風・豪雨の災害復旧、低所得者向け給付金等を主なる内容として、一般会計は32800億円の補正だった。予算に注文・苦情はいっぱいあるが現下の経済状況や事業の緊急性を鑑み賛成に回った次第だ。ご了解を乞う。

 ② 東京オリンピック・パラリンピックについては、都政改革本部が4施設の見直し等を提言し、大きな反響と賛否両論を呼んだ。18日にそれら含めて小池東京都知事とバッハIOC会長が会談するとのこと。両者の調整に期待したいが、基本的にはアスリートファーストの地味で質素な、カネをかけないオリ・パラが良いと私は思う。レガシーもハードでなくてソフトでよく、日本なら「おもてなしの心」、「誇るべき伝統文化」、「豊かな自然」等沢山ある。

 ③ 働き方改革では、女性とくに主婦の働き方に絡む「配偶者控除」の見直しが先送りとなった。メインの同一労働・同一賃金や最低賃金(時給)1000円の推進は当然として、高齢者の就労促進のためのシニア労働法制の整備、残業の制限、とくに36協定の見直しや脱時間給制度等も採り上げられてよいと、私は考えている。

 ④ 東京10区及び福岡6区の衆院補選は11日に告示、23日に投開票だ。両区とも自民党議員が欠けたことによる選挙だが、どちらも事情を抱えている。選挙結果によっては今後の政権運営にも、4野党の選挙協力にも影響が出るとの見方だ。

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