片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2016.07.14

1072号 参院選結果と今後の政治課題について

 ○ 参院選が終了。多くの皆さんのご支援で私は当選でき、わが党は7議席を獲得しました。これで総計12議席、交渉会派資格と議員立法の提案権を得ることが出来ました。有難うございました。以下、参院選で気付いたことを書きます。

 ① 投票率は前回を上回るが54.70%(選挙区)で戦後4番目の低さ、また、初めて選挙権を行使した1819歳の投票率は45.45%でした。

 ② 開票結果は自公の圧勝で、憲政史上初めて衆参両院において改憲勢力(私自身この言い方には違和感があるが)とされる4党の議席が発議に必要な23以上となった。参院では162議席だが、無所属議員を加えると165議席となる。

 ③ 自民党は122議席で、27年ぶりに単独過半数となった。これで安倍政権は総裁任期満了の平成30年(2018年)9月まで、国政選挙なしでも続き得る。

 ④ 安保関連法案廃止を要求していた野党4党は敗北。しかし、選挙協力は引続く東京都知事選でも行い、衆院選でも行う姿勢のようだ。

 ○ 今後の政治課題は何か。安倍首相は、8月早々に臨時国会を召集、内閣改造、党役員人事を行う意向とのこと。憲法改正は9月臨時国会から衆参・憲法審査会で「改正項目絞り込み」が始まる可能性が強い。その他の課題は次のとおり。

 ① 大型経済対策、当然に10兆円規模とも予想される補正予算の策定、成立

 ② 社会保障制度改革、とくに無年金者対策

 ③ 消費増税法改正案及びTPP関連法案の成立

 ④ 外交問題、とりわけ対中国政策(尖閣諸島、南シナ海)と対米外交

 ⑤ 天皇陛下生前退位等の皇室典範改正問題

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