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2016.06.28
1068号 参院通常選挙で思うこと
6月22日から参院選に突入し、私なりにがんばっている中での感想です。
① 今回の参院選は、ダブル選が回避され、結局半数改選の通常選挙となった。消費税の再引上げも再延期されたので「争点なき選挙」などと言われているが、24日英国が国民投票でEUの離脱を決め、世界経済もわが国経済も不透明さを増した。7月10日の投票日まではまた何が起こるか判らないので、与党とくに自民有利とされる状況も変化する可能性があり予断を許さない。政権選択でなくて、政権の中間評価とされる参院選で、過去何度も内閣交代が起こり、政権交代へのスタートとなった事実は、記憶に新しいところだ。
② 民共を中心とした野党連携が今回の参院選を契機に進んだことから、国会は衆参ともに自公対民共の対立が先鋭化して来た。参院選の結果にもよろうが、この対立はより強くなる恐れがある。かつての参院は与野党の垣根が低く、とくに、内閣や衆院には与野党が一致して対応することが多かった。それが「ねじれ国会」が続くことで、参院が与野党対立の主戦場と変わった。参院を制するものが国会を制し、政権運営も左右するようになり、やがては政権交代に至った。
③ わが党は第3極、2極の勢力に対しては是々非々の独自路線に立つことを明らかにしている。そして非の場合には建設的な対案を示す。国会は国民のために施策、予算等を党派を超えて合意し、推進するところだ。国会で対立し抗争することは当然にあるとしても、それだけでは困る。その意味でも第3極であるわが党の役割は大きいので議席を増やしたい。せめて、参院で単独で法案が提出できる11議席以上、したがって今回は6議席以上がどうしても欲しい。
2016.07.09
2016.06.30
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