片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2016.06.21

1067号 日本記者クラブでの党首討論(6月21日)について

 頭書の党首討論に出席して論戦、大いにがんばりました。

 ① わが党は、「身を切る改革・徹底行革」の党だ。大阪府及び大阪市でそれを実行、大きな成果を挙げ高い評価を受けて来た。増税せず、借金をせず、ひたすら身を切る改革で財源を捻出、私立高校の授業料免除や保育の拡充などに充てたことはよく知られている。増税するには経済にそれを飲み込む体力がなければならない、20144月の増税にはそれがなかった、個人消費は以降低迷を続けている。大阪で維新のした改革を国でやったら12.3兆円の財源が生まれるとの試算がある。安倍、野田両氏の定数削減の約束も果たされていないが、国会議員の定数・歳費の削減、公務員総人件費の抑制などは、もう待ったなしではないか。

 ② 「税と社会保障の一体改革」は、消費税再増税が再延期で4年遅れとなり、破綻したと言うべきだろう。一体改革に合意した自民、公明、民主3党の責任はどうなるのか。限られた財源となり社会保障の予定された施策はどこまでどう実行されるのか。安倍首相は、アベノミクスによる「税収の上振れ」を充てる、岡田代表は、行革はやるが「赤字国債」でまかなうとのことだが、どちらも安定した財源ではなく、無責任な感じがしてならない。

 ③ 政治とカネの問題は後を絶たない。わが党はこれまで、クリーンな政治をめざして企業団体献金を受けない、文書通信交通滞在費はオープンにする、政党への寄附による税の還付はさせず、環流も認めない等をやって来た。他党は発言するだけだ。今後早急に採り上げられるべき事項は、政党支部も選挙区内で寄附できないようにすること、政治資金について使途制限を加えること等だろう。

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