片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2016.04.12

1054号 「ズバリ!トラさん」(4月12日)でのコメント

 「FMくらしき」の標記の番組に出演、私のコメントは、大要次のとおりです。

 ① 消費税の再引上げは、延期されるとの観測がしきりだ。ノーベル経済学賞等の世界的に著名な学者の意見を聞く「国際金融経済分析会合」でも、延期論が大勢だし、首相のブレーンも同意見だ。首相自身訪米時に、専門的見地からの分析を踏まえ政治判断、法改正が必要という制約の中で適時適切に判断、と踏み込んだ発言をしている。世論調査では67割が再延期に賛成、野党も延期論だが、同時に再度の公約違反でアベノミクスの破綻だから責任をとって辞任すべきと主張している。

 ② TPP協定案と関連国内法案を審議している衆院TPP特委で民進、共産両党が審議拒否、それが他の委員会審議にも波及、12日は全面的に審議ストップとなっている。両党は、政府提出の交渉経緯はほとんどが黒塗りで秘密としているのに、西川委員長が準備中の著書はそうでないのは問題で、さらに特委運営も不適切と批判。ことは外交交渉でどこまで公開できるかは難しいが、できるだけ公開の努力は欲しいし、一方直ぐに審議拒否、欠席も頂けない。ともに良識が必要だ。

 ③ 昨年成立した安保関連法が329日から施行された。併せて野党5党は廃止法案を提出した。この審議をめぐり与党のみならず野党も、出すものの審議はしたくないとの申出があったことが暴露され、紛糾した。米国ではトランプ氏が日韓の核容認の発言をする中で、私は再度与野党が真剣に論議をする必要を感じている。

 ④ 衆院の北海道5区と京都3区の補選が12日に告示。7月の参院選(またはダブル選)の前哨戦とされるこの結果が、今後の政局に重大な影響を与えるのは確かで、わが党は森候補の京都での当選に全力を傾けたい。

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