片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2016.02.02

1038号 「やっぱり!トラさん」(2月1日)での私のコメント

 FMおかやま」の標記の番組に出演、私のコメントは大要、次のとおりです。

 ① 天皇、皇后両陛下は、126日(火)から30日(土)まで、フィリピンを訪問された。そして、フィリピンの戦没者と日本人戦没者の両方を慰霊された。フィリピンでは約518千人の日本人が亡くなっており、29日の両陛下の慰霊碑参拝にも、元日本兵や遺族約150人が現地参加をした。今回は2005年のサイパン、2015年のパラオと続く、両陛下による3度目の海外での日本人戦没者慰霊の旅で、両陛下のお気持がよく判る。両陛下の慰霊の旅について、海外メディアの反応は非常に良い。余談ながら、フィリピン政府は中国との南シナ海領有権問題もあり、日本との関係強化を強く願っており、それは具体的に進展している。

 ② 甘利経済再生相が128日夕の記者会見で金銭授受等を認め、自らは違法行為はしていないと強調しながらも辞任を表明した。後任には石原氏が任命された。甘利氏は首相の盟友であり、第1次、第2次安倍政権を通じて閣僚なのは甘利氏のみだ。アベノミクスやTPP交渉の中心だっただけに任命責任を認めている首相も打撃は大きい。野党は国会運営でこれを利用するのは当然だが、事件の全容解明は引き続いて必要としても、いつまでも審議引き延ばしを図ることに国民の理解はない。この根っ子には、企業団体献金の是非(わが党は本年から事実上禁止している)と、URなど独立行政法人の民営化の2つの大きな問題があると私は思っている。

 ③ 私は、128日の午後3時過ぎから、本会議で代表質問をした。わが党の党名の由来と立ち位置を述べ、憲法改正や身を切る改革、財政再建、教育の無償化等について安倍首相に質したが、それは別の機会に譲る。

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