片山とらのすけ

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2016.01.14

1033号 「ズバリ!トラさん」(1月12日)での私のコメント

 「FMくらしき」の頭書の番組に出演、私のコメントは、大要次のとおりです。

 ① 通常国会が始まり、12日から衆院予算委の質問だ。補正予算案と関連法案は順調に行けば14日衆院を通過、15日から参院の審議となる。来年度当初予算案等の審議は、22日に予定の政府4演説とそれに対する衆院の本会議質問の後になろう。

 ② もともと仲の良くないスンニ派の盟主サウジアラビアとシーア派の強いイランが外交関係を断絶した。サウジアラビアがイスラム教シーア派の指導者の死刑を執行したことをきっかけに、イランで起きたサウジアラビア大使館襲撃事件を受けてのことだ。これに追随してバーレーンやスーダンもイランとの国交を断絶した。イランには、イラク、シリア、レバノンが味方につく。これがサウジアラビア対イランの2国間だけでなく、スンニ派対シーア派という対立構造として世界に拡大、軍事的な衝突まで発展すると中東地域全体を巻き込む全面戦争になりかねず、そこまでは両国とも望んでいないし、ISを利するだけになる。米国、ロシア、さらにトルコやオマーンも仲介しようとしている、簡単に行くまいが成功を祈りたい。

 ③ 北朝鮮は6日午前10時半、「水素爆弾の実験を行い、成功した」と発表した。日・韓・米当局は本当に水爆の実験だったのかどうか精査中だが、疑わしいとの説が有力だ。この時期、中国にも断らず突如核実験を強行した理由は不明だが、36年ぶりに開く党大会の前に、国際的にデモンストレーションをしたい、とくに米国に注目してほしいからと見られている。慰安婦問題で合意した日韓両国に米国は直ちに連絡し合って、国連安保理での制裁決議等を協議、足並みを揃えた。今後はこれまでと同じく中国の出方が鍵、今回は強い制裁にも賛成するとの見方が多い。

 

お知らせ 118日(月)午後150分頃から約40分、予算委員会(NHKTV中継入り)で質問をします。時間の許す方はご覧下さい。

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