片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2015.11.24

1021号 「ズバリ!トラさん」(11月24日)での私のコメント

 「FMくらしき」の頭書の番組に出演、私のコメントは、大要次のとおりです。

 ① 1122日の大阪のダブル選挙は、「おおさか維新の会」の候補が圧勝した。知事選は200万票対100万票、市長選は60万票対40万票の大差だった。私は、5月の大阪都構想を僅差で否決したこと、その後できた大阪戦略調整会議が機能していないことへの反省が強かったのでないかと思う。大阪都構想は再度の挑戦になろうが、府、市両議会の承認が要るので、構想の一部見直しも検討されよう。

 ② この勝利によって「おおさか維新の会」は、大きくハズミをつけて来夏の参院選に臨むことになる。参院選は710日の投開票日が有力だ。通常国会の召集が14日でほぼ確定、そうなると閉会日は61日となる。選挙権の18歳への引下げの施行や衆参ダブル選挙の可能性まで視野に入れると、この日が最適のようだ。

 ③ 13日のパリでの同時多発テロ事件は、多数の死亡者を出し世界に衝撃を与えた。1031日にはシナイ半島でロシア旅客機も墜落、全員死亡した、いずれもイスラム国のテロと断定された。容疑者が潜伏中のベルギーは、いまだ最高レベルの厳戒態勢下にある。近時の国際会議では、テロ対策が最大の議題となり「イスラム国」対応の国際連携も進みつつある。わが国では、安倍首相は「国際テロ情報収集ユニット」を来月上旬にも設置すると表明、共謀罪の創設も一部で主張されている。

 ④ 東アジア・サミットでは、南シナ海・南沙諸島問題につき中国を批判する発言が各国首脳から相次ぎ、中国が孤立化したと報じられている。安倍首相も米国支持の立場を鮮明にしたが、米国の作戦への自衛隊参加には慎重のようだ。周辺国に対する援助、協力を強化、国際的な対中抑止ネットワークを形成する必要がある。

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