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2015.11.19
1020号 「報道ライブ21 INsideOUT」(11月17日)での私のコメント
BS11の頭書の番組に出演。その際のコメントは、大要次のとおりです。
① 安倍首相が2回目の政権運営に健闘中であることは認めるとしても、やや強引で急ぎ過ぎでないかと思う。私は首相に予算委の質問で、「急がば回れ」と何度も言って来た。安保法制の見直しは必要だと考えるが、それを昨年与党のみの合意で閣議決定、一年も待って憲法論議もなく法案を提出、衆参ともに強行採決で成立させた。もう少し野党も反対論者も巻込み、丁寧に議論を盡くすべきでなかったか。いまだ国民の8割が説明不十分、6割が反対と言うのは、このやり方にも原因がある。
② 野党再編、とくに民主、維新両党が解党し新党を年内に設立する構想は難しくなった。この動きは両党内に大きな拡がりにならなかった上に、役者がいない。「カゴに乗る人、担ぐ人、そのまたワラジをつくる人」というチームができていない。理念、政策も、人間的な信頼関係もないなら選挙互助会で、幅広い国民の共感は得られない。われわれは責任野党として常に対案を用意し、政権交代をめざす。
③ アベノミクスの新3本の矢は、矢なのか的なのか判らないし、いずれも実現は相当に困難だ。GDPは2期続いてマイナスとなった。首都圏一極集中は全体の人口減少の中で加速し地方は衰退、それが出生数減少に拍車をかけている。「一億総活躍社会」は発想は判るとしても内容が不明、各省庁の予算獲得の口実となっている。
④ 私は長い間自民党に居た。派閥全盛時代であったが、派閥は人を育て訓練し、人材供給機関であった。自民党は派閥の複合体であり、多様な意見が共存しフトコロが深く、そのため党内で擬似政権交代が行われて国民も納得した。今は官邸主導の一強多弱、?達な論議に乏しい。その主因は選挙制度、政党助成金等諸説がある。
2016.07.09
2016.06.29
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