片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2015.09.09

1004号 「FMおかやま」・「FMくらしき」での私のコメント

 97日(月)、8日(火)と続けて、標記の番組に出演しました。その際の私のコメントは大要、次のとおりです。

 ① わが党の創業者である橋下、松井両氏が離党し、新党立ち上げを表明、党内外に大きな影響が出ているが、延長国会の会期中は国会活動に専念することでは全員合意している。しかし、残念ながら事態は良い方向に行っていない。

 ② 安保関連法案の参院審議は、8日時点で約77時間となった。後、公聴会などを残しているが、与党は来週中に採決の構え、野党はそれなら内閣不信任案の提出も検討という波乱含みだ。与野党の修正協議は次回で3回目だが、政府案の「存立危機事態」とわが党案の「武力攻撃危機事態」の合憲の是非をめぐって議論が終始している。どういう詰めをし、どういう落しどころを考えるのか難しいところだ。

 ③ 自民党総裁選は、8日に告示され、安倍首相の無投票再選となった。派閥の領袖などの有力者は出馬せず、野田聖子氏も推薦人が確保できず、14年ぶりの無投票再選となった。これで安倍氏の任期は平成309月末まで、現在すでに第一次政権と合わせ39か月在任だから、任期満了までだと佐藤栄作氏、吉田茂氏に次ぐ長期政権となる。今回、政策論争を戦わせ、自民党の存在感を示す絶好のチャンスを失った感があるし、自民党の活力の低下、人材の枯渇の現れという指摘も強い。

 ④ 東京オリンピック・パラリンピックのシンボルともいうべきエンブレムが白紙撤回となった。国立競技場問題と並ぶ大きな失態で、大変なイメージダウンだ。何故もっと早く対応できなかったのか、組織委等のチェック機能が甘く集団的無責任体制と言われても仕方がないと思う。早急な対処が望まれる。

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