片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2015.09.01

1002号 「やっぱり!トラさん」(8月31日)での私のコメント

 「FMおかやま」の標記の番組に出演、私のコメントは大要、次のとおりです。

 ① 829日、橋下氏が「関西維新の会」を母体に年内に新党を結成することを表明、一方松野代表は野党再編、とりわけ民主党との連携を重ねて示唆、一挙に維新の党の分裂が現実味を増した。とくに橋下氏が幹事長問題で大阪系議員に離党をしないよう要請していただけに、混乱を来たしている面がある。現在党では、101日に代表選を告示、111日に投開票として、ブロック毎の公開討論会などを準備中であり、また、代表選のために党員募集を活溌化していただけに、今回の分裂騒動で先行きが見通せない状況で困惑している。

 ② 延長国会の会期は927日まで、安保法制の審議も先週末で参院は63時間を超え、今や山場にさしかかっている。わが党はすでに対案5本を参院に提出、審議入りをしているし、近々残り3本も追加提出の予定だ。また、先行した5本についての与党との修正協議も28日から始まった、今後も協議は継続して行く。会期中は参院らしくベストを盡くす、政局は波静かであって欲しいと私は願っている。

 ③ 824日に上海と東京で株式市場は急落し、それはまたたく間に世界的に拡大、世界同時株安となった。株価急落の背景には、中国人民銀行が数次に亘り人民元を引下げたことにより中国経済の減速が強く懸念されたことに加え、米国の金利引上げが不透明なことから世界経済の先行きに対する不安感が強まったことがある。

 欧米の株式市場は日を置かずして反騰、東京市場も半分程度戻し小休止状況にある。為替相場もこういう場合の通例で円高に振れたが、これも返った。しかし、中国経済がどうなるかは依然として不透明なままで、問題は残っている。

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