片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2015.08.17

999号 「やっぱり!トラさん」(8月17日)での私のコメント

 「FMおかやま」の標記の番組に出演。私のコメントは、大要次のとおりです。

 ① 安倍首相の終戦70周年談話は、予定どおり814日記者会見で発表された。3000字を超える長文なのは、各方面の意見に配慮した結果と言われている。懸念された「侵略」「植民地支配」「痛切な反省」「心からのお詫び」のキーワードはすべて入り、歴代内閣の立場はいささかもゆるぎのないことも強調された。したがって表向きは米国は安堵し、中国、韓国は一応の不満、注文は表明したものの、本格的な反撥ではないようだ。しかし、キーワードが間接話法で解説風であることから村山元首相は自分の談話を引継いでないと述べ、一般にもまるで他人事のもの言いだとする見方も多い。子や孫や後の世代にいつまでもお詫びをさせるべきでないという主張にも賛否両論がある。ともあれ、まずは一件落着か。

 ② 安保関連法案の参院での審議も約40時間となった。現在審議が中断しているが、モタつきながらもどうにか進んでいる。わが党は衆院に引続き今週中にも参院に対案を提出する予定だ。その際は衆院に出した3法案のスタイルでなく「平和安全整備法案」は6分割、それに「国際平和協力支援法案」、「領域警備法案」を加え計8本を提出する。他党との連携、与党との協議についてはこれから十分話し合う。

 ③ 九州電力・川内原発1号機が811日から再稼働を始めた。わが党はかねがね再稼働は誰がどのように決定するのか不明確なことに疑問を呈して来たが、今回も火山噴火との関連、地元の同意の範囲、避難計画の策定、さらには使用済核燃料の最終処分地も未定のままの再稼働となった。とすれば、直ちに賛成はできない。わが党としては準備中の原発再稼働責任法案の国会提出を急ぎたい。

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