片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2015.08.26

1001号 「ズバリ!トラさん」(8月25日)での私のコメント

 「FMくらしき」の標記の番組に出演、私のコメントは大要、次のとおりです。

 ① 非武装地帯の韓国側で地雷が爆発したことから始まった南北紛争は、北側の申し入れにより22日から板門店で、南北の現体制では最もハイレベルの高官会議が開催され、25日未明に合意し一応の妥結をみた。これら一連の動きを見ると、現在も南北は長い休戦中であって朝鮮半島有事は何時起こってもおかしくないという感じを、私は受けた。安保法制見直しの大きな理由の一つになろう。

 ② メドベージェフ・ロシア首相が22日、択捉島を訪問した。彼が北方領土を訪問するのは2回目で、平成22年には大統領として国後島を訪れている。その狙いは必ずしも定かでないが、安倍首相は、「日本の立場と相容れず、日本国民の感情を傷つけるものだ。極めて遺憾だ」と批判した。これで、岸田外相の訪ロや安倍首相が望むプーチン大統領の年内訪日への影響は必至となった。

 ③ 安倍首相は9月早々の訪中見送りを発表した。中国側は93日の「抗日戦争勝利70周年記念式典」前後での訪中を期待していたが、安倍首相としては反日色が強くなることを懸念しての見送りと思われる。したがって日中首脳会談は、11月にあるG20APECASEANなどの国際会議の際に行うことが検討されている。

 ④ 817日発表の46月期GDP速報値は、実質で▲0.4%、年率で▲1.6%3四半期ぶりのマイナスとなった。その原因は、輸入食料品の値上がりと長雨による夏物不振による個人消費の低迷(実質▲0.8%)、それに中国の景気後退による輸出減少(実質▲4.4%)など外需の落込みによる。また急速に世界的株安へ移行、併せて円高となった、今後も予断を許さない状況なので、経済対策を求める声もある。

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