片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2015.03.16

959号 NHK・「日曜討論」(3月15日)での私のコメント

 315日、NHK・日曜討論に出演、私のコメントは、大要次のとおりです。

 ① 参院での予算案審議は、参院が「熟議・再議の府」と言われるにふさわしい丁寧で緻密な審議をしたい。わが党は衆院では予算案に対し、4.5兆円に及ぶ組替動議案を提出した。今回を入れて過去3年の安倍政権の予算は、前年度の補正予算込みで毎回約100兆円の規模で、財政規律の極めてゆるいものだ。身を切る改革もなければ、徹底したムダの排除もなく、到底賛成できるものではない。

 ② 「政治とカネ」の問題は、古くて新しい。私は個人的には政党助成金に反対だが、導入時に各党は企業・団体献金の禁止に合意した。にもかかわらず政党だけは良い、支部も認めると緩んで来た。問題の根源を断つならわが党が決めたように、来年から全面禁止すべきだ。民主主義のコストである政治資金のあり方を、企業団体献金禁止を軸にしつつ、抜本的に見直すことを提案したい。

 ③ 参院選挙制度の改革は、二院制ならば衆院の改革と一体で考えるべきだが、間に合わない。来夏の参院選挙にはこの通常国会がタイムリミットとなる。まとまらないのは、第一党の自民党に責任があるが、各会派の会長がメンバーの検討会でも決められないなら、有識者等による第三者機関への委託も検討すべきだろう。

 ④ 戦後70年の首相談話のあり方が賑やかに議論されている。私は、単なる首相談話であり、戦後も70年でもあるし、首相の想いも判るので大騒ぎすべきでないと思う。しかし、戦後50年の村山談話のキーワード(どこまでかの論議もあるが)を残すかどうかに世間や諸外国が強い関心を持っている。とすれば、「全体として引き継ぐ」ことで了解されるのかどうか、国益を考えて慎重に判断すべきだろう。 20150315NHK日曜討論14.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お知らせ 317日(火)午前1045分頃から約1時間、予算委員会(NHKTV中継入り)で質問をします。時間の許す方はご覧下さい。

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