片山とらのすけ

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2015.02.04

949号　「やっぱり！トラさん」（2月2日）での私の挨拶

　2月2日、FMおかやま・「やっぱり！とらさん」に電話でラジオ出演しました。その際の私のコメントは、大要次のとおりです。

　①　イスラム国による後藤さんの殺害は、非道、卑劣な蛮行で断じて許すことはできない。ご家族や関係者のご心痛を察すると言葉もない。国会では安倍首相の中東訪問のタイミングや発言について議論が出ているが、相手がそれをうまく利用した点はあるとしても、日本の首相としてあの程度の言動は当然なものだ。いずれにせよ、今回の事件をしっかりと検証して公表、今後のテロ対策などの教訓を得る必要がある。イスラム国は国際的なテロのネットワークの拠点となる恐れがある。国際的な連帯のもとに、できるだけ早く壊滅する必要があると私は思う。

　②　本年度補正予算案は2月3日に成立した。4日、5日は衆参予算委で人質事件など外交、内政問題の集中審議、6日は参の決算委で総括質疑がいずれもTV中継入りである。本年度予算案は12日に提出されるので、当日安倍首相の施政方針演説など政府4演説があり、その後衆参本会議で各党の代表質問が行われる。予算委の本格的な審議はそれからだから、年度内成立は日程的には難しい。常識的には成立は4月上旬にズレ込むので、暫定予算が必要となる。

　③　この国会は、安保法制が最大の焦点だが、関係法案が国会に提出されるのは5月の連休明けになるようだ。何本の提出になるのか、集団的自衛権など中味は本当に詰まっているのか、文言は精緻なものの内容のアイマイ感は拭えない。与党協議もこれから始めるという。連休明けから会期末までは1か月半ちょっと、通すとなれば会期延長も必要だし、それが無理なら秋の臨時国会に継続審査となる。

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