片山とらのすけ

おおさか維新の会

メールマガジン

一覧はこちら

2015.01.08

943号 「やっぱり!トラさん」(1月5日)での私のコメント

 15日午前にFMおかやま・「やっぱり!トラさん」に電話でラジオ出演しました。本年初ですが、その際の私のコメントは、大要次のとおりです。

 ① 師走選挙の結果は予想通りで、それまでの一強多弱は大きく変わらず、安倍政権は信任された結果となった。安倍首相自身はアベノミクスにとどまらず安全保障・防衛政策や社会保障制度改革等についても支持されたので、既定路線で進める意向を明言している。自民が野党よりはいくらかましという消去法的勝利にかかわらず、白紙一任を受けたと誤解しているのでないかと私は少し心配になった。

 ② この選挙のため、予算編成等の作業が遅れたが、与党は年末年始にかけて大車輪に進めて、126日の通常国会召集に間に合わせるようだ。国会は、まず本年度補正予算案の審議に入り、来年度予算案、税制改正など日切れ法案と続くが、果たして年度内成立が可能かどうかだ。もし無理なら、暫定予算案となる。

 ③ 4月は統一地方選、412日が都道府県・政令市の投票日、26日がその他市区町村の投票日だ。その間は前後含めて国会審議は、極めて限定的となる。統一地方選が終わればゴールデンウィークで、それが明けて集団的自衛権・ガイドライン絡みの法案審議の予定だが、会期末まで1か月半位しかない。成立させるとすれば会期延長が必要だし、思い切って臨時国会への継続審査とするのか。

 ④ 通常国会での論議はそれだけではない。年内に間に合わなかった原発再稼働の是非やさらにTPP交渉の結果受入れがある。TPP4年越しで、さすがにもう決着するのではないか。しかし、スムーズに了承できるものになるのかどうか。また、大戦後70周年となるが、中国や韓国との関係改善の見通しは、難しい問題だ。

ページトップへ