片山とらのすけ

おおさか維新の会

メールマガジン

一覧はこちら

2014.11.12

928号 「ズバリ!トラさん」(11月11日)での私のコメント

 1111日午前、恒例のFMくらしき・「ズバリ!トラさん」に電話で、ラジオ出演しました。その際の私のコメントは、大要次のとおりです。

 ① 日中首脳会談が3年振りに昨日、北京で25分間開かれた。日中両国は戦略的互恵関係の原点に返ることを確認し、双方からの呼びかけもあったがいずれも玉虫色のまま終わった。具体的な成果は海上連絡メカニズムの運用開始を事務レベルで調整することで一致した点、私は予算委で何度も指摘しただけに嬉しい。

 この会談により関係改善に向けてともに一歩を踏み出すことは確認できたものの、歴史認識や尖閣諸島をめぐる対立の構図は変わっていない。また、習近平氏の日本に対する態度は一貫して固く低調さを示していた。

 ② 安倍首相が年内にも衆院の解散・総選挙に踏み切るとの観測が永田町に拡がっている。景気が悪化するなかで消費税再引上げをめぐる判断を先送りし、内閣支持率が高い今解散に打って出れば、勝たないまでも負けないという発想と見る。解散風は一度吹き出したらとまらない、それ自体が大きなエネルギーとなって動く。

 野党は解散・総選挙を受けて立つと豪語しているが、野党の協力体制はできていない。オール野党でなければまず勝てない。12月なら来年度の予算案や税制大綱案を決める大切な時期の選挙となる、果たして大義名分があるのかと思う。

 ③ APEC首脳会議に合わせて開かれたTPPの首脳会合は、声明で協議の進捗を確認しただけで合意時期までは盛り込めなかった。これで目標とした全体の合意時期が先送りされたのは4年連続になる。来年2月と予想されるとりまとめは、推進役であるべき日米両国の協議がどうなるかが大きな焦点だ。

ページトップへ