片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2014.10.03

916号 J-WAVE・「JAM THE WORLD」(10月1日)での私のコメント

 101日、FMラジオ局であるJWAVEの「JAM THE WORLD」に出演しました。地方創生がテーマでしたが、私のコメントは大要次のとおりです。

 ① 「地方創生」と同じ取組みは、過去に拠点開発、大規模開発プロジェクト、広域生活圏、さらには「ふるさと創生事業」と何度も試みて来たが、成功していない。結果として国の「お仕着せによるバラマキ」に終わっているからだ。道路などの公共施設、学校や文化センターなどハコモノは整備されたが、高齢化と若者流出で人口は減り、農業や地場産業は衰退、商店街はシャッター通りのところが多い。

 ② 今回、地方創生担当大臣ができたが、これまでも「地域活性化」「地方再生」「地方分権」等の担当大臣が置かれ、それなりの取組みをして来ていて今回と同じ、どこが違うのか判らない。「まち・ひと・しごと本部」も設置されたが、これも同じ手法だ。安倍首相や石破氏は本気だろうが、地方を含めて本気度には半信半疑で、政権がまた人気とりや選挙対策を始めたという見方も少なくない。

 ③ そもそも、国が地方を創生すること自体に違和感がある。国のアイデアと資金で、国の意図する植民地をつくるようなイメージがどうしても拭えない。地方が自らテーマと事業内容を選び、自らの責任で行うことが基本だ。国は、情報提供とアドバイスをし、交付金などで財政援助をすれば十分だと思う。

 ④ 地方創生と消費税増税には直接関係はないが、地方創生の背景にはアベノミクスの恩恵が地方に浸透していないことがある。地方が活性化すれば、再増税がやり易くなることは間違いない。しかし、再増税には国会議員の定数削減や社会保障制度改革等が大前提になることは、国民の大方の認識だ。

          

 

お知らせ 108日(水)午後150分頃から約1時間、予算委で代表質問(NHKTV中継入り)をします。時間の許す方はご覧下さい。

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