片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2014.09.17

911号 「やっぱり!トラさん」(9月15日)での私のコメント

 915日、FMおかやま・「やっぱり!トラさん」に電話でラジオ出演しました。その際の私のコメントは、大要次のとおりです。

 ① このところ、円安、株高にまた動き始めた。とくに、急激な円安に懸念を示す人も増えているが、今回はドル高の反映である面が強い。米国がこれまでの金融緩和から一転引き締めにかかり、ゼロ金利からの脱却を視野に入れたことから、ドルが再び米国に回帰し始めた。円安は、輸入単価を上げることで資材、原材料の価格や電気代、食料品など生活コストを上げる。急激な円安は企業活動にとっても家計にとっても望ましいものではないが、当面は事態を静観するしかない。

 ② 株高は円安に連動するが、もう一つ株高には厚労相も交代したので、GRIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のこれまでの国内債中心の運用が国内株、外国債にも転換、傾斜して行くのではないかという予測が背景にある。すでに国内株に6兆円、外国債に15兆円位が運用されるのではないかと囁かれている。

 ③ これからの景気の先行きに対し弱気論が多く出て来た。そのためか、消費税再増税につき慎重論が目立って来た。安倍首相も再増税には慎重な言い回しで、前回と同じく有識者など多くの人の意見を聞いたうえで決めたいと強調している。増税を今更止められない理由はいくらもあるが、身を切る努力もせず、社会保障制度への切込みもない再増税には、景気動向以外にも大きな反対がある。

 ④ 朝日新聞の2大誤報問題に批判が集中している。大新聞のオゴリと言ってもよい。地道な検証をすることもなく、思い込みで記事にし、とくに慰安婦問題では日本の国際的信用を堕としめた責任は大きい、深甚な反省を求めたい。

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