片山とらのすけ

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2014.03.24

864号 倉敷芸術科学大学卒業式での私の祝辞

 323日、倉敷芸術科学大学の平成25年度学位記授与式で、私は卒業生の皆さんを祝福した後、大要、次のような来賓祝辞を申し上げました。

 ① 私はアナログ人間で、デジタル時代に生きる皆さんには参考にならないかも知れないが聞いて欲しい。まず、第一に健康を維持、増進すること。高齢化時代は人生は長く長距離レースなので、健康で長生きした人が勝利者となる。ただし、自分の健康は自分でしか守れないし、健康には頭脳の健康も精神の健康もある。

 ② 是非、親孝行をして欲しい。「孝は百行の基」はいつの時代にも変わらぬ真理だと思う。皆さんが孝行すれば皆さんの子どももそれを倣う。また、お世話になった方々に対し報恩感謝の気持ちを持つことも忘れないで頂きたい。

 ③ 友人は皆さんにとっても大切な財産だ。とくに同じ大学の同期生や同級生は今後減ることはあっても増えることはない。今の世の中で、増えないものは貴重な存在だ。良き友は、切磋琢磨の相手となるし、心の安息の相手ともなる。

 ④ 社会人となれば、意地悪な職場や難しい先輩の中で仕事をすることは就中だ。とすれば多くの人々に愛され好感を持たれた方が良く、それには、私は「朗らかさ、素直さ、謙虚さ」が大きな要素のような気がする。プロ野球の有名監督が言った伸びる選手の要件も、これに同じなのも偶然ではなかろう。

 ⑤ 「失敗したもの勝ち」「失敗し得」という言葉がある。人は失敗によって多くのものを学び成長する。安倍首相も第一次政権で失敗した教訓を生かしているから、第二次政権は順調だ。しなかった後悔は日々大きくなるが、して失敗した後悔は日々小さくなるという。若者らしく難題に果敢に挑戦して欲しい。

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