片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2014.02.20

855号 総務委(2月19日)での私の意見

 219日、総務委でNHK決算を議題としたNHK問題に関する集中審議を行いました。私も質問しましたが、その大要は、次のとおりです。

 ① 125日の籾井会長の就任記者会見での発言で、NHKは揺れに揺れている。就任会見で、とくとくと個人的見解を述べるなど迂闊極まるし、事務方の補佐もズサンだ。NHKに寄せられた17千件の意見の6割は批判的、NHKの業務の停滞、混乱を招き、NHKへの信頼を大きく損なったことは深甚な反省を要する。

 ② 会長が撤回し、謝罪した個人的見解なるものは、その後変わったのか。変わらないとすれば、会長としての職務との折合いはどう付けるのか。籾井氏のキャラクターからして、NHK職員がその意向を忖度して萎縮することが懸念されているが、どうか。いずれにせよ、NHKは放送法を遵守し、公共放送の使命に徹して、日本の放送文化をしっかりと守って欲しい。

 ③ NHKの経営委員会は、会長等役員人事を始め、予算、事業計画などに巨大な権限を持つ。まず、籾井会長を選任した経緯を聞きたい。また、会長の発言後直ちに厳重注意をするとともに、百田、長谷川両委員の言動を念頭に、経営委員としての申し合わせをしたのは適切だが、今後とも実効を期して貰いたい。委員の思想、信条は自由だとしても、言動に一定の節度が必要なことは言うまでもない。

 ④ NHK放送センターの建て替えが話題となっている。籾井会長は2025年の放送開始100周年をめざすと話しているが、どうせ建て替えるなら長期の使用に耐える、民放に負けない最新技術のものにすべきだ。とすれば、相当な財源を要するので、財源を含めしっかりした計画を策定する必要があると思うがどうか。

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