片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2013.12.17

840号 フジTV・「新報道2001」での私の意見

 1215日(日)午前7時半より、約1時間、「新報道2001」に各党代表と出演しました。そこでの私の意見は、大要次のとおりです。

① 江田新党は、野党再編の引き金になる可能性はある。先の臨時国会では野党間で協議、議員立法の共同提案や閣法の共同修正などを実行した。このように政策ごとのパーシャル連合をつくり、それを積重ねて相互の信頼関係を構築して行けば迂遠なようでも一番の近道となる。人間の好悪や数合わせの結び付きは長続きしない。理念と政策の共有は大前提だが、それには関係者の努力も必要だ。

 ② 野党再編で、各党が自党を主軸にしたいと考えるのはやむを得ないが、それだけでは成功しない。再編には、選挙の顔となるリーダーの他に、仕掛け人や下働きで汗をかく人が何人も要る。しかもできれば、信望がある人が望ましい。そういう人材をどれだけ確保できるかが鍵ではないか。

 ③ 自公政権との対立軸の大きな一つが公務員制度改革だ。前国会に自公民3党が提出した案は、天下りの禁止も、ポストの公募や幹部の降格もなく、われわれの期待を裏切った。われわれは、公務員を「身分」でなく「職業」にすることを強く主張している。しかし一方、公務員を叩くだけでは能がない、国民の良き公僕として、誇りを持ち安んじて働けるようにする配慮も必要だ。

 ④ 先だって与党は税制改正大綱を発表した。今回の改正は、消費税の引上げを除けば、中規模の年度改正だ。内容は、家計に厳しく企業に甘くなっている。とくに、復興特別法人税の一年前倒し廃止は評判が悪い。問題の軽減税率は、「消費税10%時に導入する」としたものの、ムードとしては先送りの可能性もある。

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