片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2013.08.27

808号 「サタデーずばッと」(8月24日)での私の意見

 824日、「みのもんたのサタデーずばッと」に出演、消費増税問題につき6党の代表や有識者と討論しましたが、私の意見の大要は次のとおりです。

 ① 「来年4月、消費税の税率は何%にすべき?」については、増税反対のみんなの党と社民党を除いて8%。私は、わが党は消費税を地方税化するのが大方針だけれども、それは国、地方を通じる税財政制度の大改革を要するので、当面は現行制度を維持とし、昨年の消費増税法案にも賛成した。現下の経済状況はもとより満点ではないとしても、増税を先送りにする状態でもない。先送りは国際的信用と市場の信認を失い、国債の暴落、長期金利の上昇、円高リスクをもたらす恐れが強い。

 ② 「消費税を増税すると、中小零細企業は大打撃を受ける?」については、自民党以外はYes、公明党も同じ。消費増税で中小零細企業は景気の後退、消費の減少等のマイナスをもろに受けるうえに、消費税アップ分の負担転嫁をスムーズにできない点が最大のネックとなる。そのため、今回は負担転嫁特別措置法まで成立させ、監視のためのGメンを6千人配置するなど、関係省庁一丸の強力な対策をとるとのことだが、実効性には疑問が伴う。また、特別の中小企業振興策も必要だ。

 ③ 「世論は、消費税の増税に反対の声が多いが、今後、国民の理解は得られるか?」については、自公民3党がYesで、私も条件付きでYes。このところの世論調査でじりじりと反対が増えているのは、官邸が慎重で首相が揺れている、場合によっては先送りという見方が出ているからではないか。26日からの週に有識者60人の意見を聞く企画も悪くはないが、それより首相が現下の経済状況をしっかりと把握、判断し、結論を国民に誠心誠意、説明することだと思うがどうか。

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