片山とらのすけ

おおさか維新の会

メールマガジン

一覧はこちら

2013.08.16

805号 「維新なチャンネル」(8月15日)での私の意見

 815日午後9時から、党のインターネット番組「維新なチャンネル」に出演、司会の中丸、上西両衆院議員を相手に1時間話した大要は、次のとおりです。

 ① わが党の今後の路線、とくに政府・与党との間合いは、あくまで既存の是々非々路線の堅持。その上で、憲法改正や外交・安全保障は政府・与党と連携する場合が多いとしても、内政では既得権益打破の立場から業界と「しがらみ」の多い与党と対立、場合によっては牽引していくことになると思われる。

 ② 衆参で巨大与党が出現した以上、野党が組まないでは対抗できない。しかし、当面は政策ごとに連携するパーシャル連合が望ましい。水面下では他党と勉強会を開く動きも出て来ており、連携を積み上げ、お互いの信頼関係ができたなら政界再編につながる可能性は十分ある。数合わせの政界再編ありきではない。

 ③ 憲法改正論議は積極的に先導して行く。現憲法の一番の問題点は、国民が全く関わっていないという点にある。憲法改正とは、現憲法の良い点は全て残しつつ足らざるを補い、正すべきは正すということ。それには、衆参両院による発議のハードルを12に引き下げ、国民に判断する機会を与える必要がある。

 ④ 今秋の最大の課題は消費増税をどうするかだ。私個人は第一段階の8%引き上げはやらざるを得ないと思うが、慎重論、反対論が結構多い。毎年度1%ずつ引き上げ論や再来年10月一挙に10%にする論等々賑やかだが、いずれも問題がある。

 ⑤ TPPは、大遅れの交渉参加だったが、関税交渉などどうにか間に合うような感じだ。しかし、交渉経過も内容も守秘義務がきつくて何も判らず、まるで秘密交渉のようだ。もう少し情報開示し、国民的合意と支援を求めるべきではないか。

ページトップへ