片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2013.08.07

802号 花火見物ツアー(8月4日)の船内で考えたこと

 84日、恒例となった私の後援会青年部主催の花火大会見物ツアーが実施されたのは既報の通りです。船内で私は次のようなことを考え、話しました。

 ① 721日の参院選では、昨年末の衆院選に続き自公両党が圧勝した。今回は民主党政権の無能、無責任さから自民党の勝つ番だとはいえ、民主党の惨敗、第三極の伸び悩みは目に余った。しかし、問題はこれからで、自民党は勝つとまとまらず、必ず「ゆるみ」と「おごり」が出ることは、すでに歴史の教えるところだ。

 ② とくに、ワイマール憲法下でいつの間にかナチス独裁に変った手口を学ぶべきだという不用意な麻生発言は、その顕著な一例だ。本人は用意された釈明文を読み、神妙な顔で発言を撤回したが、それで済む話ではない。野党は予算委等での集中審議を要求、政府・与党は拒否している。もとより、真意不明で、もう撤回された発言を深追いするつもりはないものの、圧勝して緊張感なき一例だろう。

 ③ わが党は、安倍政権に対し是々非々路線をとる、良い政策は後押しし、悪い政策はブレーキをかけることを再三表明している。そして、参院はもともと与野党の垣根の低い、政策主体の院であることを再認識し、「良識の府」の立場で、「再議の府」「熟議の府」として機能することが望ましいことを強調したい。

 ④ 国民が最も望んでいるのは、デフレ脱却、景気回復なので、アベノミクスの第三の矢の「新成長戦略」や第四の矢ともいうべき「財政再建」を成功させなければならないが、それには踏み込んだ規制改革と行財政改革を断行する決意が要る。

 次に要望が強いのは、安心できる持続可能な社会保障制度の改革だろう。その制度の新しい柱は、「中福祉中負担」「生涯現役」「現役優先」となるのではないか。

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