片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2013.07.24

798号 「朝ズバッ!」(7月22日)での私の意見

 参院選の翌朝(722日)午前7時半から10時まで、「みのもんたの朝ズバッ!大選挙スペシャル」に出演、そこでの私の意見の大要は、次のとおりです。

 ① 最近の選挙は昔と違って、おおむねマスメディアの結果予測の通りとなる。今回も予測のように与党圧勝となるとは思ったものの、その票差の開きがもの凄く、まるで雪崩れのような自民党の勝ち方に驚いている。わが党は逆風のなか善戦したけれども、私が当面の目標とした2桁に及ばなかったのは残念だ。

 ② 安倍首相を始め、政府・与党はもとより、マスメディアまでが「ねじれ解消」が大正義のように言っているが、2院制は「ねじれ」を当然の前提とした制度だ。現に、アメリカは上院(民主党が多数)、下院(共和党が多数)でねじれているし、ドイツの連邦参議院は野党が多数だ。ねじれても、国益優先で与野党の合意形成ができるルールさえ確立していればよい。

 ③ これで、衆参両院とも巨大与党が出現した。わが党はこれまでもこれからも政権に対しては是々非々主義の路線であることは変わらないが、今後は、野党間の連携、協力を十分にとらなければ与党に対抗できない。与野党よりも、まず野党間で議員立法の共同提案、閣法の共同修正などパーシャル連合の努力がなされる必要がある。政界再編はその先だろう。

 ④ 今回の参院選の投票率は52.61%で、戦後3番目に低い投票率となった。そこで、模擬投票した沖縄の高校生の開票結果をみたが、大人の開票結果と殆ど同じで、その理由も堂々としている。模擬投票を中・高の社会科授業の一環として積極的に導入したら良いと思う。かりに教委、文科省等が抑えているとすれば問題だ。

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