片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2013.06.18

788号 都議選での私の応援演説

 都議選が614日に告示され、熱戦がスタート、23日(日)には投開票されます。私は大要、次のような応援演説をしています。

 ① 都議選は地方選挙だが、今回は7月施行の参院選に連動する重要な準国政選挙だ。昨年末の衆院総選挙で、自公両党は大勝し、3分の2の議席を獲得した。このうえ、都議会及び参院で過半数を得るとすれば都政及び国政を制圧、独善、独裁の政治となる恐れがある。3年半前、政官業ゆ着、官僚支配の自公政権はコリゴリだとした国民の想いは元に返ってしまう。「ねじれ」と言われても責任ある野党が強い発言権を持ち、健全なチェック機能を働かせることこそ、望ましい議会制民主主義だ。

 ② アベノミクスの円安・株高は前政権時代の閉塞感を一掃し、日本中を明るくしたことは間違いない。しかし、実体経済を良くしないままに、金融超緩和と財政出動で景気回復・デフレ脱却を図ることには無理があり、ダウも円相場もバブル化し、崩壊と乱高下、真の所得増大、雇用拡充につながっていない。先般発表した新成長戦略は総花的のチマチマで、実効性に乏しく、マーケットの失望を招いているし、骨太方針による財政再建は実現の道筋が明らかでない。

 ③ 日本維新の会は、ご承知のように今、大変な逆風下にある。どんな政党にも色んな形の試練はあるけれど、結束して乗り越えていかなければならない。そのためには立党の原点に返る必要がある。われわれは「しがらみ」がなく、「既得権益」に係らない、唯一改革の党だ。その主張はとんがっていても、真の改革のために勇気を持って本音を語り、躊躇せずに行動する。われわれの存在が都議会や衆参両院に緊張感をもたせ、一服の清涼剤となることは期待されてよい。乞ご期待。

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