片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2013.05.21

780号 BS日テレ(5月20日)での私の意見

 520日、午後10時からBS日テレに約1時間出演し、「好調安倍政権、どうする?野党」をテーマに討論しました。私の意見の大要は、次のとおりです。

 ① まず、当日のニュースを受けては、予想通り橋下共同代表の慰安婦発言問題で、私は、本音を勇敢に話すのが橋下氏の良いところであり、現在も、メディア等に誤解されている点は丁寧に説明しているし、不適切な部分は率直に認めている。みんなの党代表の発言は、甘んじて受け入れざるを得ないだろう。

 ② アベノミクスの評価は記号でとなり、私は金融緩和は△(円安・株高は良いが、物価高とバブルの恐れ)、財政出動も△(やめられなくなるし、バラマキ復活)、成長戦略×(これからだし、具体性、実効性に乏しい)とした。とくに成長戦略は内閣が変わる度に策定されたが成功した例はない。民主党政調会長はすべて×。

 ③ 消費税については、上げざるを得ないと思う。プライマリーバランスが大赤字なうえに、経済が好調なのに増税を見送れば、市場に財政規律維持の姿勢を疑われて、金利が上がり国債が大暴落する可能性がある、国際的評価も確実に下がる。

 ④ 憲法改正については、積極的に参院選の争点とすることが望ましい。争点化によって、現在そこまで熟していない国民の意識が啓蒙されて行くと思われる。96条もさることながら、わが党は統治構造改革と安全保障を改憲の大きな柱としており、それを国民的合意のもとに、是非実現したい。

 ⑤ 社会保障制度改革は、消費税引き上げ時の自公民3党の公約だが、その後、さしたる進展は見られない。自公と民主は非難合戦中だが、3党には社会保障の重点化、効率化を含め、その全体像を早急に示す責務があるのではないか。

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