片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2013.05.17

779号 予算委(5月14日)での私の質問

 514日、予算委で「安倍内閣の政治姿勢」をテーマとして5時間コースの集中審議を行いました。私も質問に立ちましたが、その概要は次のとおりです。

 ① 安倍政権は発足して140日を経た。アベノミクスによる円安・株高は景気を回復軌道にのせて日本中を明るくし、また、民主党政権で緩んだ日米同盟にタガを入れ直したことは功績だ。一方、中国、韓国とは険悪化し東アジアの緊張関係が高まり、米国も懸念している。首相の歴史認識に大きな異論はないとしても、近隣外交には、それを越えたしたたかな戦略が必要ではないか。

 ② TPP交渉参加のための日米事前協議は、日本の「やられっ放し」に見える。農産物はセンシティブ項目と触れてはいるものの、自動車も保険も非関税措置も、日本が一方的に譲歩した感がある。首相のいうわが政権の「交渉力」はどこで発揮されたのか。また、これは米議会の了承をとり易くするための見せかけだとの説があるが本当か。それにしても、役所側の隠ぺい体質は目に余る。

 ③ もうそろそろこの辺で、TPPでは何を守り、何をかちとるかの政府方針を明らかにする必要がある。例えば、米など5品目、医療保険制度、遺伝子組替えの表示などの食の安全基準等を守るべきものに位置づけ、国民の安心を得て欲しい。また、センシティブ項目の優先順位も明らかにした方がよい。

 ④ 4月の経済財政諮問会議で、官房長官がプライマリー・バランスの赤字を2015年度に半減するという政府の方針につき「固定化しないで、もう少し様子を見て」と発言したことが議事録に載っているが、政府の方針は変わったのか。私自身は、2015年に半減はできないと思っているがどうか。

〇お知らせ 518()の午前640分過ぎから730分まで、TBS「みのもんたのサタデーずばッと」に出演します。早朝となりますが、ご覧頂ければ幸いです。

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