片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2013.05.09

777号 安倍政権の100日時点の評価

 就任から100日間はハネムーンと称し優しい対応がされても、100日過ぎれば厳しい監視と批判にさらされるのは、政治の世界ではやむを得ないことでしょう。それにしても、発足以来130日にもなる安倍政権が、快調なのは驚きです。

 少し古い有識者アンケート調査によれば、100日時点の安倍政権の支持率は55.1%、それまでの6政権と比べて極めて高い水準にあります。ちなみに、第一次安倍政権は24.0%に過ぎませんでした。

 また、首相の資質に関する評価は5点満点中3.3点で、これまで最高得点だった野田、鳩山政権の2.4点を大きく上回り、7政権では最高得点を記録しました。こちらも第一次安倍政権は2.2点です。

 安倍政権が手懸ける政策テーマを34目選び、そのうちうまく対応できたものと今後期待できるものを合計して50%超は、8項目あります。それは、「緊密な日米同盟の復活」(71.8%)、「TPPへの交渉参加」(69.4%)、「日銀との共同での2%の物価目標への取り組み」(64.5%)、「アベノミクスによる経済成長」(63.4%)等であり、安倍政権の高い支持率の根拠となっています。

 一方、100日時点では対応できず、今後も期待できないが40%超なのは12項目あり、「一票の格差と選挙制度の見直し」(52.9%)、「地方分権改革」(51.9%)、「社会保障制度の改革」(51.6%)、「聖域なき規制改革」(49.4%)等です。

 さらに、国民に説明を求められていながら十分でないと感じられている課題は、「日本の財政破綻の回避」(46.1%)、「原発再稼働とエネルギー政策」(32.4%)、「持続可能な社会保障制度」(30.9%)となっています。

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