片山とらのすけ

おおさか維新の会

メールマガジン

一覧はこちら

2013.05.02

775号 予算委公聴会(4月30日)での私の質問

 430日、予算委は2班に分かれて沖縄県と岩手県に行き、予算案審議の必須の手続である地方公聴会を開催しました。私は沖縄班に所属し他の議員とともに、当日公述人である川上・県副知事、稲嶺・名護市長、照屋・県商工会連合会長、新垣・県議会議員に対し、次のような質問をしました。

 ① 沖縄では基地問題が最大の課題であり、当面は、普天間基地の辺野古移設とオスプレイ配備が県民の強い関心事となっていることを前提に、私は地方分権改革推進論者であるがと断ったうえで、今後とも国政と地方自治が衝突、国家的利害と地域的利害が対立することが多くなるが、その打開はどう行うことが妥当かと質問。予想通り、地方の意見がまず尊重されるべきが凡その意見でした。

 ② 沖縄の発展のためには、アジアの成長力を取り込むことが必要で、地政学的にも絶好の位置にある沖縄の観光リゾート資源が価値を高めることは確実で、沖縄を国際的な海洋リゾート基地にすることを大きな目標とすべきだ。そこで現在、その解禁が論議されているカジノを沖縄に誘致する案の是非はどうかと質問。カジノは県民の理解が得られると思われないので、誘致は難しいとの回答でした。

 ③ アベノミクスは、マーケットの強い期待に支えられて円安・株高が続き、快調に推移している。現在第一の矢の金融超緩和、第二の矢の公共事業等財政出動はうまく行っているものの、輸出型大企業と内需型中小企業、株式の保有者とそうでない庶民、大都市圏と地方等の格差拡大が指摘されている。第三の矢の新成長戦略が本命だが、ここに沖縄として何を盛込んでもらいたいと考えるかと質問。いくつかの意見の中、観光・リゾート施策と鉄軌道導入の要望が印象的でした。

ページトップへ