片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2013.04.25

774号 予算委(4月23日)での私の質問

 423日、平成25年度予算案に対する予算委・基本的質疑2日目に、日本維新の会を代表して、私が質問に立ちましたが、その大要は次のとおりです。

 ① まず、快調のアベノミクスの懸念と不安について質問。とくに、円安で物価が上がるのに所得が追い付かないタイムラグや、輸出型大企業と内需型中小企業、株式の保有者とそうでない庶民、大都市圏と地方圏の格差拡大は大きな課題だ。

 ② 新成長戦略は、かっても結果が出ていないし、今回は6月にプランがまとまるとのことだが、洩れて来る内容も国が補助するとか、団体をつくるとか、人的・物的な応援をするとか、依然として官製色が濃く、具体性、即効性がない。しかも結果として地方切捨てやむなしという政策も多い。

 ③ 次は、全柔連問題。私は東大柔道部出身の柔道6段、したがって柔道に強い愛着と関心を持っているが、最近の日本柔道の実力、柔道界のあり方、とくに全柔連の騒動には寒心に堪えない。柔道は日本で生まれた日本のお家芸、現状では東京オリンピック招致にも良い効果はない、全柔連の大反省、大改革を求めたい。

 ④ 女子柔道選手への暴力、パワハラ事件については、監督、強化委員長が辞任しただけで会長、執行部は責任をとらず、逆に改革・改善プロジェクトの責任者になっているのは非常識で、鈍感としか言いようがない。しかも10月に結論とは、全くの先延ばしではないか。

 ⑤ 選手・指導者スポーツ助成金は準公金であるにかかわらず、組織ぐるみで、ピンハネと不正受給が行われて来た疑いがある。第三者委による実態調査に加え、公的にも調査をして事態を解明、適切に対処する必要があると思うがどうか。

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