片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2013.04.05

768号 「サタデーずばッと」(3月30日)での私の意見

 330日の早朝、TBS・「みのもんたのサタデーずばッと」に出演し、私の意見を申し上げましたが、その大要は次のとおりです。

 ① 衆院の「05減」の定数是正は、もともと緊急避難として決まったものなのでこれを先行することには反対しないが、引続いて抜本的な定数是正が行われなければ問題は何も解決しない。なお、自民党が新たに提案した定数是正案は、合理性も見識も乏しく、違憲の疑いもある。

 ② わが党の選挙制度調査会がまとめた定数3名中心の中選挙区制案はまだ成案ではない。定数是正では、わが党は3割削減がかねてからの主張で3割とは144名の削減、これを比例のみで行うか、比例も小選挙区も同じ3割にするのか、または両者に差を付けるのかの考え方がある。いずれ、党内で論議を盡くして結論を出す。

 ③ 定数を大幅に削減すると大都市圏の議員ばかりが増えて、地方とくに過疎地の議員が減少する、これが地方には大きな不安だ。人口以外の要件、例えば面積なども加味されるべきだという強い意見があるのをどうするのか。

 ④ 選挙制度改革は第三者機関に任せた方がよいという意見はあるが、私見としては、大筋を各会派が合意し、その下での具体案を任せるか、各会派からすべて白紙一任の確約をとり、その上で任せる位しか、無いのではないか。

 ⑤ 政府の再就職等監視委員会は先だって前国交事務次官が再就職ポストで違法な口利きを行ったと認定した、しかし、これは氷山の一角だ。「口利き」が陰湿となり巧妙になっているだけで、一連の相互扶助方式の本質は変わっていない。ただし、役所O.B.をすべて排除する考え方にも合理性がないと私自身は思っている。

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