片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2013.04.02

767号 予算委(3月29日)での私の質問

 329日、平成25年度の暫定予算案が予算委で審議され可決、その後参院本会議で成立しました。私も質問に立ちましたが、その大要は、次のとおりです。

 ① 今回の暫定予算案の50日分は、長過ぎると思う。政府・与党としては、野党と上手に折衝し3540日位にすべきだったと思うがその努力はなく、いたずらに当初予算案の成立を遅らせている。何故これだけ時間がかかるのか、大型補正予算を出したからだ、何故大型にしたのか、当初予算案をスリムにし財政規律を守った恰好にしたかったからだ、姑息の感が強い。

② 消費税率引き上げの判断材料としては、今年の4月~6月の景気動向が8月中旬以降明かになることを考えると、最も重要だ。4月からの相当期間を、補正予算案の繰越があるにしても暫定予算で対応するのは、上向いて来ている景気のマインド上、良いことではない。アベノミクスにとってもマイナスではないか。

 ③ わが党は、この国会に「国の責任ある財政運営の確保等に関する法律案(仮称)」を議員立法として提案する予定だ。その中には、財政運営の基本原則を入れ、財政運営の中長期戦略の策定、発生主義の公会計基準の導入等を規定することを検討している。野党を始め与党にもよびかけるので、是非協力して欲しい。

 ④ 地方交付税制度ができて59年、還暦を迎える。来年度の交付税として措置されるべき必要額は23.2兆円なのに、国税5税による交付税法定額は10.8兆円にとどまる。後は、法定加算、別枠加算、地方金融機構等の支援で、それでも不足する分は、国との折半ルールというヤリクリ算段で辛うじて確保の状況だ。この制度の抜本的見直しを図るべきときが来ていると思うがどうか。

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