片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2013.03.29

766号 総務委(3月27日)での私の質問

 327日の総務委で、来年度NHK予算案が審議され、私も質問しました。その大要は、次のとおりです。

 ① 松本会長が平成23125日に就任して2年になる。程なく東日本大震災は起こったが、就任前のNHKは、職員の不祥事も相次ぎ、コンプライアンスもガバナンスも問題があった、それがこの2年間でかなり落着いて来ている、会長としての自己評価如何。こうした状況下で先だって、職員の給与引き下げが決まった、景気上昇で引上げが風潮のとき、この決断の理由は何か。

 ② NHKの公共放送としての特質の一つは、国民の受信料によって支えられている点だ。受信料の支払率はNHK挙げての努力で上がっては来ているものの、それでも現状は73%、未払者の固定化も懸念されるなか、来年度の目標が74%1%アップのみでは低過ぎないか。私が前から主張している、未払者に対する法的な行政処分や罰則の導入を検討すべきではないか。

 ③ 平成19年に放送法改正により子会社までつくって進めているテレビ国際放送が順調なのはご同慶の至りだが、まだまだ国際的な認知度は低く、中国、韓国等に遅れをとっている感が強い。日本人がよく宿泊する海外のホテルで、NHKのテレビ国際放送が見れないことが度々ある、営業体制はどうなっているのか。

 ④ NHKの番組は、さすが公共放送という質の高い番組も多いが、民放と視聴率を争っているような番組も少なくない。テレビの電波が4つもあるのだから、硬派で知的レベルの高い番組を積極的に提供して欲しい。また、渋谷の現放送センターは、古くて狭い、新放送センターの建設構想を持つべきだと思うが如何。

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