片山とらのすけ

おおさか維新の会

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2013.03.23

764号 プライムニュースの集い(3月22日)での提言

22日の夜、「プライムニュースの集い」に出席しました。「プライムニュース」は、BSフジで、平日の午後8時から2時間放送されている硬派の番組で、年に一度、出演者をよんで盛大なパーティを開催しますが、このパーティで恒例のイベントとなっている提言のため、自民、公明、民主、みんなの党とともに私も維新を代表して登壇、若干のスピーチをしましたので、以下、紹介します。

今回の提言テーマは、「強い日本を創るために」で、フリップにポイントを記せという話ですから、私は、「国を身軽にし、地方を元気にする」と書きました。わが党は、昨年末の総選挙では、公約に「日本を賢く強くする」「したたかな日本をつくる」を掲げ、石原、橋下両共同代表は持論の中央集権、官僚支配体制の打破を強調したことも背景にあります。

フリップの「国を身軽にし」とは、国には国としてやるべきことに専念、集中してもらい、もって国家機能を強化するということです。その範囲は外交防衛・安全保障、危機管理、マクロ経済対策、法の秩序、通貨・金融等でしょう。次に、「地方を元気にする」とは、都道府県を道州に再編成し、その道州と市町村に内政に係る事務、権限のほとんどを移して、道州ごとに個性と活力を出しながら、元気になってもらうというものです。当然基礎的自治体である市町村はさらに強化します。

これによって、国の権限は縮小しますから首相公選制、一院制等の採用が検討されてもよく、そうなれば、もっと、「決められる、責任を負う政治」となります。また、国の地方出先機関は国の権限に残るものを除いてすべて道州に吸収し、中央省庁も内政関係を中心に大幅に組織・定数が削減される大改革となります。

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